ドクターデヴィアスは、高品質な化粧品の開発とは別の事業を行う、関連企業があります。関連企業がどんな企業かについて知ることで、会社の理念や方向性を判断する一助になります。今回は、ドクターデヴィアスの関連会社と他社メーカーの関連会社について、詳しくご紹介します。
ドクターデヴィアス化粧品株式会社
ドクターデヴィアスの化粧品づくりや健康食品の開発、卸売りなどを行っている会社です。そのほかに、リゾート施設運営事業やOEM事業、不動産賃貸の事業も行っています。また、日本化粧品検定協会の法人正会員として、化粧品に携わる多くの人材育成をサポートする活動も行っています。主な業務内容についてご紹介します。
OEM事業
OEMとは、「Original Equipment Manufacturing(Manufacture)」の略で、「原作を製造する」という意味です。化粧品、健康食品分野で新商品を出したり、新規参入を考える企業にドクターデヴィアスの商品開発力を提供したりする事業のことを指します。
新たな化粧品や健康食品を企画しても、実際に工場を持っていなければ商品は作れません。ドクターデヴィアスは、商品開発から販売までトータルにサポートする仕組みを提供しています。
WEST皮膚科学研究所
ドクターデヴィアスの研究機関として、製品の開発をしています。ドクターデヴィアスならではの、高級な原材料を使用した化粧品の製品開発に、力を入れています。顧客ニーズに合わせた使い心地や香り、高い安全性など、オリジナリティあふれる化粧品開発が行われています。
カリコリゾート事業部
風光明媚な兵庫県南あわじ市にて、フォトウェディング事業を手掛けています。青い海と空、自然の景色が美しい淡路島の景色をバックに、人生の門出を祝う写真の撮影ができます。カリコリゾートは、ウェディング事業だけでなく、バーベキューやドッグラン、グランピング施設などがあります。レストランやカフェ、パン屋さんもあり、総合的なレジャー施設として多くの人が利用しています。
株式会社資生堂
資生堂は、日本で最も大きな化粧品会社のひとつで、従業員数は45,000人を超える大企業です。本社、生産拠点、研究開発に分かれています。主要子会社には、ザ・ギンザ、資生堂薬品、イプサ、エテュセなどの化粧品事業や、資生堂プロフェッショナル、資生堂美容室などのヘアケア部門などもあります。
また、資生堂パーラーや学校法人資生堂美容技術専門学校の運営も行っています。その他にも多くの関連企業があり、業種も多岐にわたっています。
さらに、中国、香港、台湾などの主要アジア諸国や、アメリカ、欧州にも、それぞれ本社、生産拠点、研究開発施設を設けています。
株式会社コーセー
コーセーは、日本を代表する大手化粧品会社のひとつです。コーセーは化粧品の製造販売に力を入れており、国内でも有名なコスメブランドを数多く展開しています。株式会社アルビオンは、コーセーの連結子会社です。コーセーが展開するブランドをステージ別にご紹介します。
・ハイプレステージブランド 最高のクオリティとサービス
コスメデコルテ、デコルテAQ,ジルスチュワート、アディクション、ポールスチュワート、アウェイク、インフィニティなど。また、アルビオンとして、イグニス、ポールアンドジョー、エレガンス、アナスイなど。
・プレステージブランド より多くの人に付加価値の高い商品提供
ONE BY KOSE、雪肌精、ルシェリ、エスプリーク、米肌など。
・コスメタリーズブランド いつもよりやや上質なコスメ
ヴィセ、ファシオ、ネイルホリックなど。また、コーセーコスメポート株式会社として、ソフティモ、ジュレーム、ビオリス、サンカットなど。
株式会社富士フィルムヘルスケアラボラトリー
化粧品ブランドである「アスタリフト」を展開する富士フィルムヘルスケアラボラトリーは、富士フィルム株式会社の関連会社のひとつです。電子映像や医療IT、タッチパネルなどの分野で最先端の技術開発をしています。また、機能性表示食品の研究開発にも取り組んでいます。
アスタリフトは、富士フィルムが誇る写真フィルムの技術に化粧品開発との共通点があることから生まれました。写真フィルムも肌も、コラーゲンが主成分であることに着目し、それらを活かす働きを探求。写真分野の研究開発で使われている、微粒子をコントロールするナノテクノロジー技術を、化粧品に応用することにより開発されました。
まとめ
ドクターデヴィアスの関連会社と他社の関連会社について、ご紹介してきました。
日本を代表する資生堂やコーセーなどの大手化粧品メーカーは、本社機能や研究開発、生産拠点を多く設け、海外展開も積極的に行っています。
また、多くの人に化粧品を使ってもらうために、プチプラコスメからハイクラスな高級化粧品まで、あらゆる年代や消費者層に手に取ってもらえる魅力的な化粧品を開発しています。
富士フィルムでは、写真フィルムという異業種の革新的な技術を応用し、機能性の高い化粧品開発を行っています。
大企業では、多くの関連会社を持ち、大規模な組織の中で活動を行っています。従業員数が多く、老舗企業が多いことから、新たなものを生み出すパワーを持った人と古い価値観を持った人が混在して働く場面が多いと推測されます。
また、大企業はネームバリューや安心感、安定性が最大の魅力ではありますが、個性を生かすことよりも順応性の高さが求められることもあるでしょう。
ドクターデヴィアスでは、会社として事業を拡張しながらも、ドクターデヴィアスだからこそできる得意分野について探求できる土壌があります。大きな組織では歯車のひとつとしての働きを求められる場面でも、ドクターデヴィアスには小さな組織だからこそできる良さがあります。
個人を尊重し、活躍を後押しして推進する場所がありますので、自分らしく働け、自分に合った業務に専念できる環境が整っています。