新型コロナウイルスは化粧品業界にも多大な影響を与えました。そのなかで今後の業界は、どのように動いていくのでしょうか。今回は化粧品業界の現状と、これからについて解説します。またドクターデヴィアスと、その他大手化粧品メーカー5社の採用状況についても紹介します。
化粧品業界に就職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
化粧品業界の今とこれから
まずは化粧品業界の動向を見てみましょう。経済産業省の統計によると、化粧品の国内工場出荷額は2019年が1兆7,611円です。4年連続で、過去最高額を更新しています。これは2014年に免税対象になったことで、国内だけでなく外国人観光客の需要が増えたためです。
しかし近年は新型コロナウイルスの影響もあり、百貨店の休業などで国内の需要は減退傾向となっています。そのため今後はアフターコロナの経営戦略が重要になるでしょう。ネット通販の拡大や、海外輸出を増やす取り組みがされています。
大手化粧品メーカー6社の採用状況は?
ここでは大手化粧品メーカー6社の採用について紹介します。化粧品メーカーの就職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ドクターデヴィアス
正社員・アルバイト、パートの採用を随時行っています。現在は感染対策のため1次面接はオンラインで行われており、1次面接通過者は対面面接を行います。ドクターデヴィアスの採用サイトがあるため、興味がある方は目を通しておくとよいでしょう。
職種は総合職と、コールセンタースタッフがあります。コールセンタースタッフはアルバイトやパートでも、多く募集されています。勤務地はドクターデヴィアスの本社である、大阪府大阪市中央区に勤務するケースが多いでしょう。また対面面接の会場も、本社のビルで行われます。
資生堂
新卒採用や既卒採用、インターンシップを随時募集しています。オンラインで会社説明会を行っているので、参加してみるとよいでしょう。また障がいのある方に向けた、説明会やインターンシップも行っています。
職種は主に総合職と地域限定職です。総合職はセールスやマーケティング、地域限定職は国内工場やビューティーコンサルタントを担当します。
ポーラ
新卒採用・既卒採用・百貨店採用、障がい者採用をそれぞれ行っています。新卒採用ではインターンシップも開催されているため、興味がある方は応募してみましょう。
新卒採用と既卒採用は総合コースといわれ、幅広い経験を通してキャリアを積む職種です。勤務地は五反田本社または国内外の事業所で、全国転勤があります。また既卒採用の場合は、一年以内にポーラの選考を受けていないことや、企業の就労経験が3年以上あることも応募の条件です。
アルビオン
新卒採用・既卒採用・障がい者採用、ビューティーアドバイザー職の採用を行っています。総合職は主に新卒採用で募集され、専門職は既卒採用で募集されます。総合職の選考では筆記試験・面接、適性検査があるのです。また営業職と生産職に限り、グループワークがあるようです。
専門職は過去の募集では、プロダクトデザイナーやグラフィックデザイナーの採用がありました。ビューティーアドバイザー職は新卒、既卒どちらも採用があります。キャリアアップの制度も充実しています。また職種別のインターンシップも開催されているのです。
富士フイルムヘルスケアラボラトリー
既卒採用を行っており、新卒採用の情報は公開されていませんでした。募集されている職種は、デジタルマーケティング・プロモーション担当です。仕事の内容はブランドサイトや自社SNSを企画、運営する仕事です。
大卒以上の学歴が必須となります。またFMCG領域ビジネスの経験やECサイトの企画・運営経験、Google Analyticsの活用経験が求められます。勤務地は中野坂上にある本社です。選考ははじめに書類選考があり、通過者は面接を数回受けて内々定になります。
コーセー
採用の種類は5つあります。新卒採用・既卒採用・アルバイト採用、障がい者採用・復職制度です。新卒採用では総合職とビューティーコンサルタント、既卒採用では総合職とビューティーコンサルタントがあります。さらに本社スタッフと、営業サポート職の募集があります。
採用の流れは、まずエントリーをして説明会に参加しましょう。その後筆記試験・適性検査、面接を数回実施し、採用されると内々定になります。
まとめ
今回は大手化粧品メーカー6社の採用状況について、ご紹介しました。ドクターデヴィアスでは総合職とコールセンタースタッフの募集を、定期的に行っています。気になる方は採用サイトを、ぜひチェックしてみてください。企業によっては説明会やインターンシップも開催されています。興味をもったら積極的に参加することをおすすめします。
またドクターデヴィアスを含む多くの企業で、近年は感染対策の観点からオンラインでの選考も増えているのです。面接対策は対面での練習も大切です。それだけでなくオンラインの場合も、意識しておくとよりよいでしょう。なお採用情報は随時更新されていきます。こまめに確認して、新しい情報を知っておきましょう。